ごあいさつ

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ごあいさつ

「間脳下垂体機能障害に関する調査研究」班のホームページへようこそ!

研究代表者
大月 道夫(東京女子医科大学)

 

本ホームページは「間脳下垂体機能障害に関する調査研究」班の最新の活動を患者さん、医療関係者を含めた社会に知っていただくことを目的に開設しております。

本研究班は、内科医、小児科医、脳神経外科医、産婦人科医、病理医により構成され、小児から移行期、成人に至る間脳下垂体疾患、具体的には先端巨大症、下垂体性巨人症、クッシング病、高プロラクチン血症(プロラクチノーマを含む)、中枢性尿崩症、SIADH、先天性腎性尿崩症、下垂体性ゴナドトロピン産生腫瘍、中枢性思春期早発症、下垂体TSH産生腫瘍、成長ホルモン分泌不全性低身長、成人成長ホルモン分泌不全症 ACTH分泌低下症、プロラクチン分泌低下症、ゴナドトロピン分泌低下症、TSH分泌低下症、偶発的下垂体腫瘍、自己免疫性視床下部下垂体炎、IgG4関連下垂体炎の疫学、発症機構、診断、治療の研究および診療ガイドラインの作成を行なっております。今年度は、「間脳下垂体機能障害と先天性腎性尿崩症および関連疾患の診療ガイドライン2023年版」を作成、発行しております。今後は、次のガイドライン改訂に向けて本研究班を中心とした研究活動をさらに活性化させていきたいと考えております。

本研究班のもうひとつの重要な活動は、間脳下垂体疾患に関する啓蒙活動です。間脳下垂体疾患は稀な疾患であることから、情報が少なく、患者さんとそのご家族がご不安を抱えたまま診断、治療を受ける状況が依然として存在します。患者会である下垂体患者の会、中枢性尿崩症の会と協力し、各地域に根ざした啓蒙活動を行い、患者さんが病態を正確に理解し、医療を受けることができる診療体制を構築していきたいと考えております。

関係各位のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。